【初心者】Python繰り返し処理を解説

Python

こんにちは!hikaruです!

プログラミング初心者の方向けにPythonでの繰り返し処理をわかりやすく解説します。

繰り返し処理とは

プログラミングをしていると、同じ処理(コード)を何度も書く場合があります。

例えば、”Hello World”を5回表示させるとしましょう。

下記を参考にしてください。

print("Hello World")
print("Hello World")
print("Hello World")
print("Hello World")
print("Hello World")
Hello World
Hello World
Hello World
Hello World
Hello World

如何でしょうか?

行数も多く、何よりかっこ悪いですね(^^);

今回は5回”Hello World”を出力させましたが、100回出力させる場合は100回 print(“Hello World”)を書かなくてはいけません。

このような何度も同じ処理を繰り返す際は、繰り返し処理を抑えましょう。

繰り返し処理は、for文とwhile文があります。

for分による繰り返し処理

Hello Worldを出力する

先ほどの処理をfor文で記述してみましょう。

for i in range(5):
    print("Hello World")
Hello World
Hello World
Hello World
Hello World
Hello World

たったの2行で5回”Hello World”を出力できました!

楽々ですね!100回繰り返す、1,000回繰り返す場合でもたったの2行で済みます。

すごい便利なので、しっかり覚えましょう!

構文解説

簡単に解説します。

少し難しく感じてしまうかもしれませんが、読み飛ばしてOKです!

使い方を覚えたら、以下の内容は知らなくても問題ありません。

理屈より、自分のしたいことができるようになることの方が重要です。

for 変数 in オブジェクト:
    繰り返したい処理
  • 変数•••ここで覚える必要はありません。省略可能です。慣習として「i」が使われます。他の文字でも全然OKです!
  • オブジェクト•••ここでは、「繰り返す回数」という認識でOKです!rangeの括弧の中に繰り返したい回数を入力します。ちなみにオブジェクトとは、日本語で「物」です。なんとなく、そんな言葉があるんだなぁ〜くらいでいいです(^^)w
  • 「:」•••一行目の一番最後にコロンを付ける!!忘れがち!!コロンがないとエラーになります。

変数を省略する際は「_(アンダーバー)」を使います。

for _ in range(5):
    print("Hello World")
#出力結果は省略 Hello Worldが5回出力されます。

while文による繰り返し

Hello Worldを出力する

while文による繰り返しは、for文に比べて少しだけ難易度が高いです。

変数についての理解がないと難しいですね。

while文で”Hello World”を5回出力させるコードは下記です。

count = 0
while count < 5:
    print("Hello World")
    count += 1
#出力結果は省略 Hello Worldが5回出力されます。

while文は理解しないで、使用するのは避けましょう。

無限ループと言って、処理が永遠に継続されてしまう可能性があります。

今回のケースでは無限に”Hello World”が出力され続けます。

完璧に理解してからwhile文に触れましょう!

構文解説

count=0 変数の宣言です。ここでは「0」が代入されています。

while count < 5: while文である宣言と、countという変数が5より小さい時に繰り返しをします。コロンを忘れずに!エラーになります。

print(“Hello World”) 繰り返したい処理です。

count += 1 countという変数に1を足します。その後②に戻り繰り返します。countが5になるまで繰り返されるます。*この処理を書かないとcountは永遠に0なので無限ループに入ります。(countが5以上なることは絶対にないため)最悪の場合、PCが壊れることもあるそうです。(試したことはありませんw)

 

下記がwhile文の構文(正しい文法)です。

変数を初期化
while 条件式:
    繰り返したい処理
    変数を更新

入れ子(ネスト)にする

繰り返し処理は、入れ子(ネスト)にすることができます。

入れ子(ネスト)とは、繰り返し処理(や条件分岐)の内部に、繰り返し処理(や条件分岐)が含まれていることです。

実際にプログラミングを実行させましょう。

頭の体操です(^^)

下記のコードを実行させると、どんな出力が出てくるか考えてみましょう。

for x in range(3):
    for y in range(3):
        print(x+1,y+1)

実行結果です。↓

1 1
1 2
1 3
2 1
2 2
2 3
3 1
3 2
3 3

☆解説☆

1回目の処理は、1個目のfor文の1回目で、2個目のfor文の1回目です。

1回目の処理は x=0,y=0 です。 x+1,y+1 なので、x=1,y=1です。

2回目の処理は、1個目のfor文の1回目で、2個目のfor文の2回目です。

3回目の処理は、1個目のfor文の1回目で、2個目のfor文の3回目です。

4回目の処理は、1個目のfor文の2回目で、2個目のfor文の1回目です。

言葉で説明されると余計にわかりづらいですねw

実行結果にコメントを付けてみました。

1 1 #1個目のfor文の1回目で、2個目のfor文の1回目
1 2 #1個目のfor文の1回目で、2個目のfor文の2回目
1 3 #1個目のfor文の1回目で、2個目のfor文の3回目
2 1 #1個目のfor文の2回目で、2個目のfor文の1回目
2 2 #1個目のfor文の2回目で、2個目のfor文の2回目
2 3 #1個目のfor文の2回目で、2個目のfor文の3回目
3 1 #1個目のfor文の3回目で、2個目のfor文の1回目
3 2 #1個目のfor文の3回目で、2個目のfor文の2回目
3 3 #1個目のfor文の3回目で、2個目のfor文の3回目

ややこしいですね(^^)w

さらに、条件分岐(if文)などを入れ子にすることで、プログラミングの幅が広がります。

最後に

プログラミング学習は、頭の体操です。

習うより、慣れろ」です(^^)!

たくさんコーディングして、メキメキと力をつけましょう!!

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これからPython学習を一緒に頑張っていきましょう。

応援しています(^^)

最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

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