こんにちは!hikaruです!
プログラミング初心者の方向けにPythonでの辞書(ディクショナリー)をわかりやすく解説します。
辞書とは
Pythonでの辞書とは、ディクショナリー(dictionary)型のリストです。
リスト(配列)とは、「【Python】 リスト(配列)徹底解説!!」を参考にしてください。
辞書では、key(キー)とvalue(バリュー)の2つの値で、一つの要素です。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
print(frtsDct)
# 出力結果
{'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
キーを出力させる、バリューを出力させる
key(キー)だけ出力させたい時はkeys()メソッドを使用します。
value(バリュー)だけ出力させたい時はvalues()メソッドを使用します。
キーとバリューを出力させたい時はitems()メソッドを使用します。
listメソッドを使用し、見やすくしました。下記を参照してください。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
print(list(frtsDct.keys()))
print(list(frtsDct.values()))
print(list(frtsDct.items()))
# 出力結果
['apple', 'orange', 'banana']
[100, 120, 150]
[('apple', 100), ('orange', 120), ('banana', 150)]
キーを指定しバリューを出力させる
辞書型の変数にキーを[ ]内に指定します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
print(frtsDct['apple'])
print(frtsDct['orange'])
print(frtsDct['banana'])
# 出力結果
100
120
150
辞書を編集しよう
要素を追加する
要素の追加は、辞書型の変数に追加したいキーを[ ]内に指定し、バリューを格納します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
frtsDct['strawberry'] = 180
print(frtsDct)
# 出力結果
{'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150, 'strawberry': 180}
要素(バリュー)の変更
要素の追加は、辞書型の変数に変更したいキーを[ ]内に指定し、バリューを変更します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
frtsDct['apple']=180
print(frtsDct)
# 出力結果
{'apple': 180, 'orange': 120, 'banana': 150}
要素の削除
辞書の要素を削除する場合は、複数のパターンがあります。
キーを指定して削除
delは、キーを指定して削除します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
del frtsDct['apple']
print(frtsDct)
# 出力結果
{'orange': 120, 'banana': 150}
複数削除することもできます。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
del frtsDct['apple'],frtsDct['orange']
print(frtsDct)
# 出力結果
{'banana': 150}
戻り値としてvalueを返す(pop())
pop()もキーを指定して削除します。
delとの違いは削除した後valueを返してくれます。
削除する際にvalueを取得したいときに使用しましょう。
ただ削除したいときは、delで構いません。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
applePrice = frtsDct.pop('apple')
print(applePrice)
print(frtsDct)
#出力結果
100
{'orange': 120, 'banana': 150}
末尾を削除する
辞書の末尾の要素を削除をしたいときはpopitem()を使用します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
frtsDct.popitem()
print(frtsDct)
#出力結果
{'apple': 100, 'orange': 120}
戻り値としてkeyとvalueを返す
変数fruitにキー、変数priceにバリューを格納します。
末尾の要素は削除されます。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
fruit,price = frtsDct.popitem()
print(fruit)
print(price)
print(frtsDct)
#出力結果
banana
150
{'apple': 100, 'orange': 120}
全ての要素を削除する
辞書を初期化したい時はclear()を使用します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
frtsDct.clear()
print(frtsDct)
# 出力結果
{}
リストから辞書へ変換
2つのリストを辞書へ変換させます。
zipメソッドを使用します。
fruit = ["apple", "orange", "banana", "strawberry"]
price = [100,120,150,200]
frtsDct = dict(zip(fruit,price))
print(frtsDct)
# 出力結果
{'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150, 'strawberry': 200}
辞書からリストへ変換
辞書から2つのリストへ変換させます。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150}
fruit = list(frtsDct.keys())
price = list(frtsDct.values())
print(fruit)
print(price)
# 出力結果
['apple', 'orange', 'banana']
[100, 120, 150]
辞書を並び替える
昇順
ソートする際は少しコツが入ります。
初心者の方は読み飛ばしてOKです!コピペして使用するのもOK!
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150,'strawberry': 200}
frtsDct = sorted(frtsDct.items())
frtsDct = dict((fruit,price) for fruit,price in frtsDct)
print(frtsDct)
# 出力結果
{'apple': 100, 'banana': 150, 'orange': 120, 'strawberry': 200}
降順
降順はreverse=Trueを使用します。
frtsDct = {'apple': 100, 'orange': 120, 'banana': 150,'strawberry': 200}
frtsDct = sorted(frtsDct.items(),reverse=True)
frtsDct = dict((fruit,price) for fruit,price in frtsDct)
print(frtsDct)
# 出力結果
{'strawberry': 200, 'orange': 120, 'banana': 150, 'apple': 100}
最後に
如何でしたか(^^)?!
少しでもプログラミングの楽しさが伝わったら、嬉しいです。
プログラミング学習は、頭の体操です。
「習うより、慣れろ」です(^^)!
たくさんコーディングして、メキメキと力をつけましょう!!
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これからもPython学習を一緒に頑張っていきましょう。
応援しています(^^)
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
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